佐々木彩夏ソロコンサート「AYAKA-NATION 2016 in 横浜アリーナ」感想レポ
桃神祭、ももたまい婚を終え、今夏のももクロ三大イベントのフィナーレを飾るのは「AYAKA-NATION」。
もっと視野を広げてみると高城れに、有安杏果ソロコンから続くソロシリーズのラストなのであります。(ももたまいはソロは無いと思うし二人で結婚式やってるので。)
小雨がちらつくあいにくの曇天。これもあーりんらしくていいじゃないですか。
そんな気持ちを体現するかのようにプニノフたちは事前認証前から並んでいました。そのせいもあって認証・物販開始が早まることに。
自分が会場に着いたのは午前11時15分。急いで認証を済まし、物販列に並ぶとそれはそれは長い待機列。(結果トータルで1時間45分並んだ。)
会場内から会場外まで何列にも蛇行する真っピンクの情景はあまりにもセンセーショナルです。見た目も並んでる自分たちも凄い圧。まあいいじゃないですか、あーりんのソロコンなんですし。
ようやく物販エリアに入れたと思ったらあーりんパペット、ボストンバックまさかのSOLD OUT。
「これであきらめがつく・・・」とTシャツバスタオル生写真をしっかり確保。
グッズ高い!!!でも許す!!!
自分の座席は「センターD3 1列 8番」
入る前はマジか・・・って思いましたがすごく近かったです。視力1.0であーりんの大腿四頭筋の括約が確認できるくらいに。
しかもD席は前のブロックより一段高くなっていて非常に見やすくなっていました。
横浜アリーナはソロでやるにはイチバンくらいにイイ会場なんじゃないかと思った。
開演3分前くらいにちらほら見覚えのあるシルエットが。
場内のノフも気がつくがそこはペンラの色を変えたりざわざわしないで欲しかったな。でも仕方ないかな~。
ツイートを引用させて頂きました。
(関係者席すぐ横でしたが開演前存在に気付かれた玉井さんが正面を真っ直ぐみつめ「お前ら今は違うだろ」オーラがすごかった。おかげでちょっと浮かれてしまったのを立て直しライブに集中できました。)
— 茶畑に潜むハカマタ (@5Hakamata) 2016年9月19日
玉さんはその場の”空気”を誰よりも大切に出来るやさしい人。こう思ってるかもしれないし、こう思ってないかもしれません。あとは民度。
メインステージにつながる階段を囲うように「A」をかたどった巨大電飾。
オープニング映像を終え、あーりんチュア!絶対ヒャダインだと思ったよ!
中央からあーりん降臨!!!
その瞬間涙腺がゆるむ感じがしたのはどうしてぇえ~~~え~~~ええ~~~。
だけどそれはほんの一瞬の出来事で、ステージで歌うあーりんを見ているだけで腹の奥の方がアツくなってくる感じがした。
浜崎あゆみのHONEY、Greatful Daysから始まり(この二曲ぜんぜんわかんなかった。)、続くは夏色のナンシー、秘密の花園。
はまあゆ+昭和アイドルの感じね~~と思ってたらサボテンとリボン来ちゃってあぁ~好き!!!
「あーりんかわいいんですけど~~超いいんですけど~~」と俺の中のギャルが叫んでいました。
イマジネーションの早着替えは正直そこまでノッテこなかったんだけど、最後のくるりんセーラー服でふつうにびっくりしてしまった。漫画みたいに目が飛び出るみたいにびっくりした。(気が向いたらGIFつくります)
青春賦で手話やるのはもうなんかすごいよ…。あーりんすごいよ…。
ここからのバラードステージはあーりんの憧れの部分が見える気がしてすごく眩しかったな。ほんとうにいろんなあーりんが見れるよあーりん。
A Song for XXとかYoutubeですぐ観てすげえいい歌でした。自分の好きなアイドルが好きなアーティストを好きになる。そんな和を与えてくれてあーりんがとう。
幕間のあーりん講座はおもしろかったですね。飯塚さん、ニイルセン、オークラさんたくさんの人の支えでこのソロコンサートが作られていることに感動。
あーりんの素でもナレーションが幕ノ内一歩の喜安さんで小刻みにデンプシーロール。シュッシュッ!!
さとひろさんとのバンビーナはまじでかっこよかった…。
脳天から指尖まで電撃が走るとは正にこのことで、日本に原子力発電所は必要ないと思った。
乾いたサウンド、あーりんの汗。ドライとウェットの相反するファクターが現代の矛盾を生み出し、もはやここに故事成語のような人生訓は必要ない。Only Feel A-rin!!!!
やっぱりあーりんとロックの親和性はピカイチ。レスポールもホントに似合ってる。
プリプリ、安室ちゃん、Superflyなど、とにかくノンストップなのが本当にすごい。ノンストップにも出演していい。いいよ。
あんなダンスを魅せられたら高揚するのは当然だし、こっちだって踊りたくなる。
運動が出来ないとか関係なく、あーりんがこんなダンスをするんだから、誰だって憧れちゃうよな。ダンスやっときゃよかった。
竹上さんかっこよすぎんよ~~~。 あーりんいいよ~~。
あーりんが通路回ってくるときはスタンド(アリーナ)のお客さんの方を向いていたので、僕はあーりんの背中を穴が開くくらいまじまじと見て大満足。レスなんかいらない。
本編ラストはLINK LINK。
今も思い出して泣きそうになっちゃいますよほんとに…。あんなあーりん初めて見ました。色んな気持ちが一気に溢れたんだろうな。あーりんママもぜったい号泣してたはず。あーりんの両親だったらこのソロコンは嬉しくもあり、切なさもあり、悔しさもあるんだろうなと思いました。
アンコール前あーりんロボと飯塚さと子さんのコント映像も絶妙でしたね。
1列後ろの方が率先してさーさきおいコールしてたので報われたねよかったと思いながらさーさきおいっ!!!
あーりんソロ曲はやっぱパワーがすごいっすね!
新曲あーりんはあーりんは反抗期のアンサーソングチックでもある??
ラストのだてありは風船がたくさんでぜんぜん見れなかった…。でも許すーりん!!!
こんなにもエンターテインメントが詰め込まれたステージ、あーりんじゃなきゃ出来ないと思ったし、それはあーりんが目指してるものなんだと思った。
アイドルでありながら全部やる、全部やれるのがアイドル。
さとひろさんが言ってたけど、こんなことをやり遂げてしまうことがスゴい。自分には考えの及ばないモノなので、陳腐な言葉で書くしかない。
MCの事を考えてなかったと言ってたけど、それは歌とダンスへの注力の裏返しで、喉の不調の中この夏を乗り越え、ソロコンのために振りをつけて、なんと尊いことだろう。
普段とは打って変わってぎこちないMCと挨拶。
佐々木プロと形容するにはほど遠い。何しゃべればいい?とか終わりたくないとか、でもそんなこと言ってくれるのは佐々木彩夏が現れてるからで、あーりんでなくなってくれているからで。いつもみたく上手に言葉を並べて、颯爽と舞台を後にするんじゃなくて、言葉に詰まって、名残惜しんでくれたのが本当に嬉しかった。
イナズマ、氣志團、Mステと続いていたことを後ろ向きに考えていた自分は、あーりんの全身全霊のパフォーマンスに平手打ちを喰らわされた。平手打ちしてくれ。
あーりんと佐々木彩夏が見え隠れするこのソロコンサートに来れた僕たちは本当に幸せものだ。
推してて良かったとこんなにも思ったことは初めてで、あーりんを推したのは何でだったかなと思い返してみると、最年少なのにグループを引っ張っているプロ感だった。
それが今ではプロ感が欠けた佐々木彩夏を喜んでいる。
結局はそのヒトの人の部分に惹かれんてるんだと思った。
これだからやめらんねーぜ。
アイドルオタクなんて絶対なんないほうがイイね!