ももいろクローバーZ 月刊TAKAHASHI12月号 感想レポ

遡ること月刊TAKAHASHI3月号。
Zepp ダイバーシティで見た彼女らのパフォーマンスは本当に輝いていた。幕が上がるの印象が強かったせいか、役者として新たな挑戦を終え一皮剥けた五人と、それまでの自分が知っている五人はまるで別人のようだった。
新鮮さを感じつつ、MCに垣間見えるももクロらしさがとても安心させる。本当に良いライブだった。

 

あの日以来、待ちに待ってようやくこの日が来た。
1年間駆け抜けてきた月刊TAKAHASHIのフィナーレに参戦出来ることも相まって嬉しさが込み上げる。

 

真面目に書こうとしたけど無理なのでライブの話をします。

 

  • overture

丹田に力を込める。最初から行くぞ、全部出すぞ…。このときふと思い出した。

未遂に終わった。

 

電子音が鳴り響いた瞬間に、ゾクゾク…っと四肢が、五臓六腑が震え上がる。
全ては、全ては……
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天空に突き上げる拳が轟き叫ぶ。

 

いつも思うけど俺みたいに背が高い人が存分に手を振ったりして後ろの人見づらくしてしまってすいません。だから推しジャンとかもしなかったりする部分があります。女子の方とか本当にライブで苦労していると思います。背が高い人たちはそういう気持ちありません?

 

  • 空のカーテン

泣いた。

 

  • チャラヘッチャラ

あーりんがPPPHを煽ってたので全力でやりました。あんな近くで推しのあーりんを見たのは初めてで、なんかこう、何と言うか、その……、興奮しました。

 

怪盗は来ないだろうと思ってたので驚愕。
久しぶりに聴いてなんだか泣きそうになりました。
思ったより大天使口上が少なくて、いつも控えなぼくが率先してコールしてるのすごく不思議な気分!って自分に酔っててめちゃくちゃキモかった。

 

  • CONTRADICTIONとBelieve

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※画像はイメージ


隣の同い年くらいの人とフリコピ合戦みたいになっていいぞぉ!(CV.松重豊)ってなりました。

 

ももかがこっちのブロックに。
イヤモニのトラブルがあったようで、ぼくは眼鏡をかけて1.0の視力なので正確ではないのですが、おそらく素耳(イヤモニを外して)でのパフォーマンス。
合わせてもしかして手術の影響があったりするのかなと一抹の心配をしていた自分が愚かでした。
たしかに歌いづらそうにはしていたけど、その状況にも関わらず、彼女はいつものように、僕にとっては以前にも増して、圧倒的な歌唱力で会場にいる全ての人を魅力していたように思います。
生で聴く砂に巻かれてもは格別ですね。
ぼくはそんなももかを見て、がんばれ、がんばれももか……とペンライトをぎゅっと強く握りしめることと、ももかちゃんちっちゃくてほんっと可愛いなあこのやろっ!と思うことしか出来ませんでした。

 

アンコールの最後の曲ミライボウルは意外だったなあ。こういうキラキラした曲だとバラードとかでしんみり終わるより気持ちよくライブを終えられる感じがする。

 

他にもたくさんの発表や出来事がありましたが、自分としてはきみゆきの位置付けについての驚きが大きかったです。ライブに向かうファンのことなんて全く考えたことがなかった。非常に切なくて、ももクロの冬ソングの中でも一番くらいに好きな曲なので、それも相まってアンサーソングがより一層楽しみです。

 

それと、最後のぜんぜん引き上げないメンバーのやり取りは本当に面白かった。
玉井さんが良い感じにまとめたのに夏菜子がまったく終わろうとしない、以上!私たち…が来る気配がしない。
普段はおふざけ側の玉さん本来の人間味が現れていたように感じてすごく良かった場面です。

 

月刊TAKAHASHIと冠したファンクラブ限定ライブ。高橋名人を無くしては語れません。
舞台に立つ主役たちを支えるスタッフにスポットを当てるのはなんだか素敵だなあと。
薔薇の花をメンバーに渡す高橋名人は少し淋しそうに見えたし、それに涙するれにちゃんが本当に美しかった。